夫婦二人暮らしに必要な間取りは? 1LDKをおすすめする3つの理由

住むところについて

異動のシーズンになると、引っ越しとなった方はお部屋探しに頭を悩ませるのではないでしょうか。

新しい部屋を探すということは、ワクワクする反面、理想の部屋と家賃に折り合いがつかず焦ることも多いかもしれません。

この記事では、夫婦2人暮らしなら1LDKあれば十分快適に暮らせることを、引越し歴3回で3DK、3LDK、1LDKを経験してきた筆者が解説していきます。

先に1LDKの3つのメリットの結論をお伝えすると、以下の3点です。

  • 1.家賃への出費を抑えることができる。
  • 2.余計なモノへの出費を抑えることができる。
  • 3.広さはムダが多い。人の生活するスペースなんてしれている。

デメリットもあわせてお伝えしますので、部屋の広さに判断つきかねている人は、ぜひご覧ください。

3LDKから1LDKに引越ししてみた。そもそもモノが入るのか…

筆者は今の1LDKの前は、3LDKに住んでいました。

平米数だと約70㎡から約45㎡と半減まではいきませんが、不安になるぐらいのダウンです。

人は生活レベルを落とすことは難しいといわれる通り、今までの広さから考えると、当初1LDKは選択肢にすら入っていませんでした。

というのも、我が家はモノにかなり依存しており、家具・本・服がおそらく一般家庭より大量にあります。

特に家具が大好きで、椅子だと20脚以上あったり、服もパンツだけでも50本以上、Tシャツだと200、300枚ではきかないぐらいありました。(これではお金たまらないはずです)

これらは引越しの際に大処分せざるを得ません。オークションで売ったり、ジモティであげたり、必死でモノを減らしました。

今は1LDKの部屋の中に、だいぶ減らしたとはいえ家具としては椅子7脚、スツール3台、ソファ3シーター、1シーター、机3卓、テレビボード等、たくさんありますが、何とかなっています。

これだけモノが多い我が家でも、1LDKでよかったなと思えます。

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メリット1.家賃を抑えることができる

それではメリットの解説です。

まず、同じ立地なら、狭い方が安い。これは鉄則です。

例えば、東京都千代田区なら1LDKの家賃相場は16.7万円ですが、2LDKだと23.8万円、3LDKに至っては31.3万円と信じられないような家賃になります。

※スーモ調べ

都内でも千代田区、港区あたりは別格ですが、広さにより大きく差が出ることは間違いありません。

その広さが本当に必要なら、そこにお金をかける選択もありですが、本当に必要なのかは再考する必要があると思います。

筆者は広さよりも、駅近を優先しました。駅まで徒歩約3分です。

駅に行く回数は多いので、暑いとき、寒いときだけではなく、いつでも駅まで行くといった行為が、全く苦痛になりません。

家賃を抑えて何を優先するかは人それぞれですが、時間的、精神的余裕を得たという点で、非常に満足しています。

メリット2.余計なモノへの出費を抑えることができる

何か新しいモノを欲しいと思ったときに、それが本当に必要なモノかを、一つ一つあまり深く考えることはないでしょう。

あったら便利だよね。とかみんな持っているしな。とかぐらいの感覚が一般的だと思います。筆者はそうでした。

しかし1LDK暮らしとなるとそうはいきません。

もう置く場所がないのです。

安易にモノを購入できなくなって、強制的に、今欲しいと思っているものは本当に必要なのか?と考えます。

家具はそう頻繁に購入しないと思いますので、服に効果的です。着られる枚数には限りがありますし、そもそも服をたくさん持っている人のほとんどは全部着ていません。

狭い部屋では、余計なスペースを取るものは淘汰しやすい。そして、本当に気に入った服だけに囲まれて暮らすことができます。

あり余っている物欲にお困りの方には特効薬かもしれません。ぜひ、おすすめします。

メリット3.広さはムダが多い。人の生活するスペースなんてしれている

3LDKから1LDKなんて、適応できるのか不安になるかと思いますが、実際に生活してみると快適でした。

人の生活するスペースなんて、結局寝るところ、ご飯食べるところ、くつろぐところがあれば、たいして広さは必要ありません。

よくよく考えてみると、学生時代は6〜8畳一間でも何の不便もなかったという方が多いのではないでしょうか。いつの間にか生活レベルを上げてしまっている可能性があります。

夫婦2人暮らしだと、2LDK、3LDKでは部屋が余ってしまい、結局1部屋は物置になっているという話をよく聞きます。

物置にしてしまうぐらいなら、1部屋分の使わないものを処分して1部屋小さい賃貸へ引越しした方がお得です。

上述した千代田区なら、毎月約7万円、年間84万円も節約できます。※こんな家賃に住めるという時点で、節約は必要ないかもしれませんが…

1LDKのデメリット

友人が遊びにくるぐらいなら問題ありませんが、泊まりに来るとなると寝室スペース確保には、少し苦労します。

一緒の寝室というわけにはいかないとなると、ソファかカーペットで雑魚寝するしかありません。

そういう気心のしれた関係ならまだ良いですが、義親や親戚が来るとかとなるとそうはいきませんよね。

ただし、そんな機会が年に何回あるのかで判断すると良いのではないでしょうか。

そんなに機会もないのなら、いっそのこと近隣のホテルをとって招待する方が、家賃を払い続けるより割安です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

以下の1LDKのメリット3点を解説しました。

  • 1.家賃への出費を抑えることができる。
  • 2.余計なモノへの出費を抑えることができる。
  • 3.広さにはムダが多い。人の生活するスペースなんてしれている。

部屋を決めるにあたって何を優先するか、しっかりと決めてから選ぶとより満足度が増すと思います。

お部屋選びに、少しでも参考になれば幸いです。

 

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