この記事を読んでいる時点で、あなたは何歳でしょうか。
いつでも今が1番若いときなので、何をやるにも遅すぎることはないですが、でももう少し若いときに知っていたらなぁと思うことはないでしょうか。
今の知識を持って若返れたらなぁ。
よく思うことだよね。
40代ならこの情報を20〜30代に知っていたらとか、大学生ならこの知識を高校生のときに持ってたらとか。
そうそう!思い返すと結構若いときからそんなこと考えてたかも。
例えば、どんなことを知っていたら良かったの?
じゃあ40代のいま、20−30代に知っていたら良かったと思うことを、お金に関係することでまとめてみるね。
すでに知っている、やっていることもあるかもしれませんがこの記事を読むことで、45年生きてきた筆者が感じたことと同じ後悔をすることのない人生が歩めます。
この記事があなたの役に立ちますように。
もっと早く積み立て投資をしておけば良かった
筆者が積み立て投資(NISA)を始めたのは44歳のとき。2022年の現在から見て約2年前です。
それまでも投資に全く興味がなかった訳ではなく、不動産投資をやろうとしたり、FXにハマって大損したりしていました。
当時はまだまだ投資の知識が浅く、海千山千の強者どものいるネット情報に翻弄されていました。
投資が職業というレベルならともかく、初心者がまず始めるのはNISAで積み立て投資が、理論的にも1番安全(※積み立て投資もいろいろあります)だったなと感じています。
日本人はマネーリテラシーが低いから、勉強して高めないといけない!と強く思っていましたが、ネット上のたくさんある情報から真の情報を見つけることは困難でした。
もしあなたが、FXにチャレンジしてみようと思っていたり、ネット上の怪しいけど気になる情報に迷っていたら、下記の「お金の大学」をおススメします。
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皆、何かしら儲けるために情報を発信しているため、ネット上の情報は真偽の判断が難しいです。
この本は、ニュートラルな立場からお金にまつわることを網羅的に解説してくれているのが特長です。
もっと早くTwitterをやっておけば良かった
これはほとんどの人がやっていると思うので、やっている人はスルーでお願いします。
やってない人はぜひ読んでみてください。
情報はお金になります。いや、お金に換えることは難しいけれど、知っておくことで世界が広がります。
TwitterはどのSNSよりも圧倒的に情報が早いです。
筆者はFacebookもInstagramも比較的早い時期(2010年ぐらい)からやっていましたが、Twitterはやっていませんでした。
特に理由は無かったのですが、Facebookで友人とのつながりに満足し、Instagramでも友人や趣味でのつながりに満足していました。
しかし、Twitterは別物です。
何か情報を取る場合はTwitterが圧倒的に早いです。Yahooニュースなんかの情報はTwitterで2、3日前に出ていた情報ということも珍しくありません。
そして著名人の考えを知りたい場合は、その人がTwitterをやっているなら、フォローしていれば即情報が入ってきます。
ちょっと気になる情報があれば、検索するとたいてい出てきます。検索ツールといえばGoogleですが、最近はTwitter等のSNSのシェアが急上昇しているようです。
ひとつ気をつけなければならないのは、興味のある人や同じ考えの人とつながりやすいので、世界が広がったようで実は非常に偏っている可能性があることです。
例えばコロナのワクチン接種は意見が分かれていますが、世界的にみて少数派の「ワクチンは陰謀だ」というツイートしか表示されず、なんでワクチンを信じている人がいるのか分からないという状況におちいる可能性があります。
何が正しいか本当のところは分からないことも多いですが、全体像が見えなくなる使い方は避けたいですね。
もっと早く家計簿をつけておけば良かった
過去に記事にもしましたが、なんらかの形で家計簿はつけるに越したことはありません。
1年間だけでも続けてみることで、だいたい食費や光熱費にどれぐらいかけて年間どれぐらいあれば生きていくのかが把握できます。
これは今後生きていく上で最低限知っておくべきことです。筆者はほんの数年前まで考えたこともありませんでしたが…。
20代であれば、これから年収が上がっていき、それに合わせて生活レベルも上がっていくでしょう。
年間の生活費が仮に200万だったのが、300万になったときに、その上がった項目が何かを知っていることが重要です。
何にお金をかけるようになったのかを知っていれば、その価値と満足度を比較して、本当に必要なことなのか判断ができます。
とても家計簿なんて付けられないという方も、せめて1年に1回だけでも貯金額を把握しておくことをオススメします。
1年の貯金額が分かれば、大まかにこのペースだと50歳の時にはいくら貯められる。だったらいま車を購入できるとか計画が立てられます。
転職は44歳までにしておけば良かった
転職の制限年齢は変わってきているし、個人の経歴にもよるので一概には言えません。
筆者の30歳の頃は、転職の上限年齢は30歳とよく言われていました。
実際に筆者が30歳で転職活動したときは、就職氷河期時代だった新卒時よりも楽に内定をもらうことができたのですが、同時に動いていた同級生は31歳になったとたん求人数が一気に減って苦労していました。
筆者は、今また転職活動をしていますが、昔のように30歳制限は全く感じません。何社か転職エージェントと話をしましたが45歳ぐらいまでが一つの基準となっているようです。
希望する年収にもよりますが、この年齢だとマネジャー経験は必須となりますし、経験値を買われますので、選択肢は少なくなります。
ただ45歳を超えるとさらに厳しくなってきています。
職種にもよりますが、そもそもの求人数が少ないので時間がかかる。
また数年後には年齢制限も変わってくるかもしれませんが、現時点ではもう少し早く、遅くとも44歳ぐらいから動いていたら良かったと感じています。
欲しいと思う高級なモノは買っておけば良かった
これに関しては、筆者は散々散財してきたのでまだ後悔は少ない方です。
約100万する椅子を購入し、10年使用したレビューはこちらから。
ただ、やはり若いときにしか買えないものが出てきます。上記の「家計簿をつけておけば良かった」と矛盾しますが、現実を見て将来を計画すると、例えば100万円するロレックスなんて買えなくなります。
6万円も出せば、機能としては劣らないというか勝っているであろうSEIKOの自動巻きが買えてしまうので、費用対効果とか将来設計とか考えない方が良いこともあります。
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その分野で突出して高いモノ。例えば100万円するぐらいのモノは、費用対効果では測れない価値があり、価値として色褪せないモノが多いです。
当然見極める見識は必要ですが、ロレックスなんかは10数年前数十万円で買えたモデルが、余裕で100万を超えてきています。
日本製はともかく、世界的には物価は今後も上昇していく可能性が高いので、特に海外製の高価なモノは若いうちに勢いで購入することをオススメします。(自己責任ですが…)
何十年も愛用すると、コストパフォーマンスは非常に高いです。
まとめ
5つのもっと早く知っておけば良かったことをお伝えしました。
- もっと早く積み立て投資をしておけば良かった
- もっと早くTwitterをやっておけば良かった
- もっと早く家計簿をつけておけば良かった
- 転職は44歳までにしておけば良かった
- 欲しいと思う高級なモノは買っておけば良かった
いろいろと後悔だらけに見えますが、実は後悔はしていません。
もっと早く知っておきたかったことに間違いはないのですが、でもこういった失敗や後悔もあって今があると思っています。
もしかするとFXの失敗がなかったら、その後にもっと大きな失敗をしていたかもしれない。後悔があるからこそ、今の挑戦があるかもしれない。
今やっていることは点でしか見えないけれど、そのいくつもの点が、いつか必ず線になる。
スティーブ・ジョブズの受け売りですが、最後にこのスピーチのリンクを貼っておきます。伝説のスピーチです。
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