コロナのオミクロン株が猛威をふるっています。
結構身近でコロナに罹患した人が出たり、自身が罹患したという人も多いのではないでしょうか。
オミクロン株は軽症とはいうものの、濃厚接触者を追ったり、自宅待機期間があったりと社会に与えるインパクトはまだまだ大きく、無視できない状況ですよね。
こういう状況になり、PCR検査や抗原検査がより身近になってきています。
筆者は仕事の関係上、抗原検査を受ける回数が多く、抗原検査ヘビーユーザーになってきましたので、この記事では抗原検査とはいったいどんなものなのか解説していきます。
自分は罹患していなくても、身近で陽性者が出たり、帰省時に身近な人にうつさないためだったりで、検査をする機会は増えてきています。
今は検査しないとしても、今後のために知っておいて損はありません。
そもそも抗原検査とは?PCR検査と何が違うのか
PCR検査という言葉は、連日報道されているため知っている方は多いかと思います。
しかし、抗原検査となると、自身や身近な人が罹患しない限りまだあまり知らない人が多いのではないでしょうか。
抗原検査とは
検査したいウイルスの抗原を検出する検査。
今、罹患しているかどうかを調べます。
PCR検査と似ているのですが、PCR検査の方が検出率が高いと言われています。
一方、スピィーディに検査結果がわかることが特長です。PCR検査だと、早くて翌日、長くても3日ぐらい待つ必要がありますが、抗原検査ならその場で15分ぐらいで検査結果が出ます。
インフルエンザの検査はこの方法が使われていることが、多いそうです。
抗体検査との違いは?
抗原検査と名前が似ていてややこしいのが、抗体検査です。筆者は当初、違いを知らず抗体検査だと思っていました…
抗体検査は、過去に検出したいウイルスに罹患したことがあるかどうかを調べる検査です。
ですので、今罹患しているかどうかはわかりません。また、罹患していなくてもワクチンを打って抗体ができていれば、陽性になります。
検体も違い、抗原検査は唾液や鼻の奥の粘液で検査しますが、抗体検査は血液で検査となり、検査期間での検出となるため所要時間も2、3日と時間がかかります。
簡単にまとめると以下のようになります。
- 検査名 いつの感染か 何で調べるか かかる時間
- PCR検査 今の感染 唾液等粘液 数日
- 抗原検査 今の感染 唾液等粘液 即時
- 抗体検査 過去の感染 血液 数日
抗原検査キットはどこで入手できるのか?
いざ、検査してみようと思った時に、抗原検査を受けるには、大きく分けて3つの方法があります。
病院に行く。ドラッグストア等薬局で購入、ネット販売で購入。
2022年1月末時点では、かなり品薄となっており、なかなか手に入りにくい状態が続いています。
実家に帰る時だったり、家族に感染者が出た時等、即時に検査が必要になることがあるかもしれません。そんなに高いものでもないので、一つぐらい常備しておくことをおすすめします。
ドラッグストアではほぼ手に入りにくくなり、ネットの方が、手に入りやすいです。
ただネットでも、すごい勢いで欠品になってきており、10個セットとか20個セットでまとめ売りをしているものが中心になってきたので、1個購入であれば早めに購入しておいた方がよさそうです。
抗原検査キットの使い方
唾液かもしくは、鼻腔ぬぐい液で、サンプルを採取します。
たいてい1つのキットに、上記2種類を採取するものが入っています。ただ、テストカード(判定器具)はひとつなので、どちらかを選んで実施します。
鼻腔ぬぐいは痛そうなので、筆者はいつも唾液です。
手順は以下の通り。
- 咳払いをして、唾液を喉の奥から紙コップに吐き出します。
- 付属のスポイトで、唾液を吸い取ります。
- サンプル採取チューブに、吸い取った唾液を3滴(キットによって違う)を落とします。この採取チューブには液体が入っているので、混ぜる感じ。
- テストカードのSの部分に、サンプル採取チューブから3滴(キットによって違う)を落とします。
- 15分後に結果を読み取ります。CとTがあるのですが、Tの横にラインが出たら陽性です。
上記は、陰性だった証です。
何度やってもドキドキします。
まとめ
いかがだったでしょうか。
世の中の当たり前が、どんどん変化しています。今まで知らなくても良かったことでも、優先度合いが変わってきています。
抗原検査は、特に芸能界やスポーツ界で頻繁に行われていて、だから陽性者がどんどん出ている状況です。
個人的には、症状がないのに率先して受ける必要はないと思っていますが、知識としては必要だと感じています。
この記事が、いざという時の心構えになればありがたいです。
↓1個売りが完売していたらこちらの3個セットで
コメント