動脈硬化が気になる?ロックスインデックス検査を受けてみた。費用や精度について解説

健康について
【公式】脳梗塞・心筋梗塞発症リスク検査「LOX-index®」
動脈硬化の進行から、将来の脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクを評価する血液検査「LOX-index®(ロックス・インデックス)」の公式サイトです。

※ロックス・インデックス公式サイト

ロックスインデックス検査。ご存じでしょうか。

このブログのテーマでもある45歳ともなると健康が少しずつ気になってくるのではないでしょうか。

お金も大切ですが、どれだけお金があっても健康がなければ使うことができません。

年齢を重ねてくると優先順位が変わります。
今回は動脈硬化の予防について解説します。

実際に筆者がロックスインデックス検査を受けてみたので、この記事を読むことで結果からみえた精度や、高リスク時の対処法、それらの費用が分かります。

そもそもロックスインデックス検査とは

ロックスインデックスとは何をする検査なのか?

動脈硬化になるリスクを調べる検査です。

この検査は動脈硬化の原因物質を測定し、将来の脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクを評価します。

上の画像のように高リスク、中高リスク、中リスク、低リスクとランク分けがされます。

動脈硬化といえば、コレステロールが関係してくるということは、認知している人は多いのではないでしょうか。

ロックスインデックス検査では、通常の健康診断で調べることの多いLDLとかHDLの検査ではなく、LOXー1(血液中に異物があると発現)とLAB(超悪玉コレステロール)を測る検査になります。

この2つの指標をもとに、今後の脳梗塞、心筋梗塞の発症リスクを評価してくれます。

動脈硬化の初期段階を捉えることのできる唯一の検査と言われています。

ロックスインデックスの検査方法は?

1回約5mLの採血をするだけです。

健康診断等、何かの検査と一緒に実施する場合は1回分採血が増えることになります。

この検査を取り扱っている病院でしか実施できないので、ロックスインデックス検査のためだけに行くのではなく、健康診断時に追加で検査してしまうのが良いでしょう。

結果が出るまでには、だいたい2週間ぐらいかかります。

これも健康診断と一緒にやっておくことで、他の結果と一緒に検査結果が返ってくるので、まとめておいた方が楽です。

ロックスインデックス検査の費用はどれぐらいかかるのか

費用は病院にもよりますが、だいたい15,000円ぐらいです。

高いですよね。ただこれは何を基準とするかによって変わってきます。

45歳ぐらいの方だと大抵の方は生命保険や健康保険に入っているのではないでしょうか。

保険もいろいろありますが、毎月1万〜2万円ぐらい支払うことを考えると、病気になって保険金がおりるより、予防の為の検査に充てて早期発見したほうがコストパフォーマンスも人生にとっても良いと思いませんか。

もし、動脈硬化が早期発見できるなら安いと思います。
発見できなくても「安心」が買えることで、得した気分になれるかもしれません。

ロックスインデックスを受けてみた。検査結果公開!

実際に、筆者がロックスインデックス検査を受けてみて結果の報告書が返ってきました。

上述した血中のLOXー1とLABの数値になります。

中リスクの基準数値が1,068以上、高リスクの基準数値が7,160以上という中、筆者の数値は、星印の15,538…。

今この瞬間、脳梗塞になってもおかしくないような数値です。

解説を見ても、非常に高い数値と判定とか、危険な状態だとか、二次検査をおすすめしますとか、かなり不安を煽る内容でした。

ロックスインデックス検査がリスク高だったときの対処法

代表的な二次検査は、以下の2つです。

病院で頸動脈エコーを受ける

超音波の発信装置を首にあてて、動脈硬化の状態を調べます。

ジェルみたいなものを首に塗って、レジのスキャンみたいな機械を首になぞるようにあてるだけで、全く痛くありません。

筆者はこの方法で二次検査を行いました。費用は初診料込みで2,600円でした。

病院でCAVI検査、ABI/PWV検査を受ける

動脈の硬さ、つまりを検査します。手足の血圧比や脈波を検査して動脈硬化の程度を調べる検査です。

さらに詳しく精密検査を受けたい人はこちら

CT検査や、MRI検査、心臓カテーテル検査なんかがあります。

こちらはそれなりの設備がある大きな病院になるので、リスクが高かった人は、まず頸動脈エコーなど、比較的小さな病院でもできる検査から段階を踏んで検査をするのも良いでしょう。

二次検査で確かめてみた。ロックスインデックス検査の精度はどうなのか?

この項目では、筆者の実体験を解説します。

結果的には、リスク高だったにも関わらず、何も問題がありませんでした。

頸動脈エコーで調べた結果、血管内のプラークが溜まっているということは無いようです。

お医者さん曰く、こういうことはたまにあるとのこと。

まだそこまで精度が高いわけではなさそうな言い方をされていました。

費用も2,600円だったので、ロックスインデックス検査の15,000円と比べると安い。これなら毎年頸動脈エコーをすればいいのではないかと思いました。

ただ、何もないのに病院になかなか足は向かないので、ロックスインデックスのような健康診断時に手軽にできる検査は魅力があります。

どういう人が動脈硬化になりやすいのか

・家族に脳梗塞、心筋梗塞にかかった人がいる
・血圧、LDLコレステロール、血糖値が高め
・40歳以上
・喫煙者
・肥満
・過度の飲酒

上記にあてはまる人は、検査を受けてみる価値があると思います。

予防についてのおすすめの本

ホリエモンの本ですが、苦手な人でも受け入れられやすい内容で、もっともだということが書いてあります。

簡単にまとめると、医学的に予防が可能なのにそれをせずむだ死にしている人が多すぎる!といった内容です。

高い保険金払って、病気になったときにお金がもらえるより、病気にならないように予防にお金をかける方がいいと思います。

この本を読むまでは予防は良いことだと認識しながらも、あまり深く考えていなかったけど、予防をやらない理由が見つからない。ということが理解できます。

早死にしたい人以外におすすめです。

まとめ

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

動脈硬化は脳で起こると脳梗塞になり、心臓で起こると心筋梗塞となります。

ある日、突然発症してしまうもので、前兆がつかみにくい病気です。リスクを検査できる世の中になったのは非常にありがたいことです。

避けられるリスクは避けるべきです。この記事が少しでもあなたの役に立てれば幸いです。

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